ホーム お知らせ ミヤコグサ研究プロジェクト...

ミヤコグサ研究プロジェクト 参加学校募集中!

株式会社リバネスでは、国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟を活用した教育プロジェクトを実施致します。本プロジェクトに参加する学校を募集致します。多くの学校のご応募をお待ちしております。

1. 実施内容

「きぼう」に半年以上保管され、2010年4月に山崎直子宇宙飛行士とともに帰還した種子(宇宙種)を用いて、宇宙空間での影響を調査する、中学校、高校向けの研究プログラムです。参加生徒を研究チームに任命し、2~3か月かけて植物の育成及び調査を行い、その成果を報告書にまとめていただきます。3月には宇宙教育フォーラムを開催し、全国の仲間や専門家とその成果に対して発表、ディスカッションを行う場を設けます。

 

2. プログラム概要

① 宇宙種授与式、任命式、実験教室の実施(5時間)

ミヤコグサプロジェクトのスタッフが伺い、若手研究者による実験教室を実施します。当日は宇宙に行った種子の授与式、研究チームの任命式を行います。また、実験教室では研究背景や、種子の育成方法、記録方法など実験を交えながら分かりやすく紹介します。

② 植物の育成及び調査(1か月半~3か月 1週間に1回10分程度観察)

人工気象器を用いて、2~3か月の間、植物の育成及び調査を行います。

③ 報告書の作成(1日)

参加学校ごとに調査した結果を簡単な報告書にまとめていただきます。

④ 宇宙教育フォーラムへ参加(1日)【任意参加】

研究を行った成果を宇宙教育フォーラムにて仲間の前で発表していただきます。発表については専門家の先生方にコメントをいただき、次なる研究テーマにつなげます。

 

3. スケジュール*注1

2011年 3月        「きぼう」に保管された種子が山崎宇宙飛行士と帰還(第二回宇宙種)

2011年 5月-      プロジェクト採択校募集開始

2011年 7月-      実験教室実施、植物の育成及び調査の開始(開始日より3か月間育成)

2012年 3月       報告書の作成、宇宙教育フォーラムへの参加(任意)

 

4. 募集要項

募 集 数: 全国の中学校・高等学校 30校程度

対象学年: 中学校1年生~高校3年生

対象人数: 30名程度

実施場所: 参加学校の理科実験室(生物実験室)

実施時期: 2011年7月1日から2012年3月31日の内3か月間 ※注1

参加費用: 20万円(税抜)※注2 ,3

必要機材: 人工気象器(照度 7500lx以上・昼夜切替式・温度制御)※注4,5

条 件: 本プロジェクトの趣旨に賛同し、最後まで責任を持って植物の育成及び、調査、報告ができること。受け取った種子に関して、教育目的以外の使用や、再配布を行わないこと。

 

注1) フライトのスケジュールによって変動する場合があります。

注2) 内訳は機材・消耗品、テキスト、講師派遣費となります。ただし、人工気象器の費用は含まれておりません。

注3) 参加費のお支払いは実験教室開催後(2010年度7月以降)になります。

注4) 各校同一条件で育成するために必要です。今後学校教育でも活用できる機材となります。お持ちでない学校はご相談ください。

注5) 人工気象器をお持ちでない学校は、数に限りはございますが貸与させていただきますのでご相談ください。

 

5. 応募方法

所定のFAX用紙にてご応募ください。(FAX:03-6277-8042)

または、下記のアドレスに学校名、お名前を明記のうえ、Emailにてご応募ください。

詳細資料をお送りします。

(Email:[email protected])

 

6. 募集締め切り

2011年7月220日17時まで

 

7. 採択結果発表

事務局による選定のうえ、直接学校へ可否をお電話及び書面にてお伝えいたします。

 

8. お問い合わせ

株式会社リバネス

宇宙教育プロジェクト事務局 担当:藤田、武田

〒160-0004 東京都新宿区四谷2-11-6 VARCA四谷10階

TEL : 03-6277-8041 FAX:03-6277-8042

前の記事全国の大豆を宇宙へ
次の記事宇宙ホッププロジェクトコンセプト
宮内 陽介/Yosuke Miyauchi 地域開発事業部/農林水産研究センター センター長 千葉大学大学院園芸学研究科環境園芸学専攻修了 博士(農学) 大学の修士、博士課程では、「中国乾燥地におけるダイズの多収栽培技術開発」という研究課題のもと、新疆ウイグル自治区に赴き現地の研究者ともに栽培技術の確立を行った。2012年リバネス入社。自身の研究経験を活かし、2016年にアグリガレージ研究所を設立、2019年より農業や畜産業に限定されない分野横断的な研究を積極的に推進していくため農林水産研究センターを立ち上げ、研究・技術開発を推進する。

返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here