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宇宙大豆プロジェクトについて

企画コンセプト

全国各地の地大豆を宇宙に打ち上げ、研究や教育、地域活性に活用していくのが「宇宙大豆プロジェクト」です。

株式会社リバネスが宮坂醸造株式会社と共同で、全国20地域の地大豆を国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟に2008年に打ち上げました。最大で10か月保管され、戻ってきた全国の地大豆は、地元の子どもたちと生産者の方が協力して育ててきました。収穫された大豆は味噌やきなことして商品化をはかり、宇宙大豆を使うことで、地域の食育活動・科学教育を促進し、地域産業の活性化を目指しています。

本プロジェクトは、これまでに打ち上げから種子の紛失、再度打ち上げなど幾多の障害を乗り越え、地域で商品化を実現しています。本成果は、これまでに関わっていただいた方々があってこそです。

宇宙大豆研究がもたらす成果

人類が宇宙へ出て行くことがあたり前になるとして、食糧を地球から持っていたのでは、莫大なエネルギーを消費し、長期間確保することも難しくなってきます。

食糧を生産する、つまり植物を地球外で育てる必要性が出てくるのです。
本研究は、そのような「宇宙農業」の重要なデータになります。