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帝京大学トマトプロジェクト、始まります

帝京大学は、昨年度、高校生が宇宙にいったミヤコグサを育てる研究教室に参加しました。今年度はさらに、純系のトマト種子を国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟に打上げます。

 

トマトは、世界でもっとも多く栽培されている野菜。
将来、宇宙へ進出することを見据えて「宇宙農業」の取り組みもなされており
トマトも宇宙で栽培、食される可能性があります。
したがって、宇宙で保管されたトマトがどのような影響を受けているかを研究することは大きな意義があることだといえるのではないでしょうか。

「きぼう」日本実験棟で保管したトマト種子は、帝京大学宇都宮キャンパスにある
理工学部 バイオサイエンス学科および航空宇宙工学科の研究者による強力なバックアップのもと、栃木県内の研究教室参加校によって栽培、研究されます。

 

概要
打ち上げる種子:トマト「なつのこま」種子

スケジュール
2010年10月2日 宇宙トマト種子出発式&サイエンスフォーラム
2010年11月1日(予定)打上げ・宇宙空間で保管
2011年2月下旬   STS134エンデバー号にて帰還
2011年3月下旬  種子受け取り・宇宙酵母を利用した活動を開始
※NASAより、9月15日に予定をしていた打上げは11月1日に延期されたことが
発表されました(2010年7月1日)。
http://www.nasa.gov/missions/highlights/schedule.html
※スケジュールは2010年8月現在のものであり、変更になる場合がありますので予めご了承下さい。

活動予定
■栃木県の高校において研究教室を実施他

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宮内 陽介/Yosuke Miyauchi 地域開発事業部/農林水産研究センター センター長 千葉大学大学院園芸学研究科環境園芸学専攻修了 博士(農学) 大学の修士、博士課程では、「中国乾燥地におけるダイズの多収栽培技術開発」という研究課題のもと、新疆ウイグル自治区に赴き現地の研究者ともに栽培技術の確立を行った。2012年リバネス入社。自身の研究経験を活かし、2016年にアグリガレージ研究所を設立、2019年より農業や畜産業に限定されない分野横断的な研究を積極的に推進していくため農林水産研究センターを立ち上げ、研究・技術開発を推進する。

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