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山梨農林高校のナカセンナリ栽培経過報告

山梨県立農林高校です。
宇宙大豆の種子の準備からちょうど2週間が経っておりますが、
これまでの栽培について報告します。

  • 供試品種
    ナカセンナリ(宇宙大豆10粒、地球大豆10粒)
  • 播種
    プロトコルを参照して6月10日に吸湿を始めました。
    3日間の吸湿で、種子の重さは約1.3倍に膨らみました。
    「吸湿」という手順を踏んだことがなかったので、
    空中の水分だけで大きくなることが興味深かったです。
    6月13日の授業で、バーミキュライト:川砂=1:1の用土に播種しました。
    播種後は屋外に設置した育苗棚で灌水管理をしました。
  • 発芽
    播種から3日程度経ってから種子に動きがあり、
    気づけば胚軸が持ち上がってきていました。
    本来の意味での「発芽」はこの時点を言うと思いましたが、
    判断しやすくするために胚軸が立ち上がったもの(出芽の時点のもの)を
    「発芽」と見なすことにしました。

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本日6月24日の段階での発芽率は、
宇宙大豆…90%
地球大豆…70%
です。

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宮内 陽介/Yosuke Miyauchi 研究開発事業部/農林水産研究センター センター長 千葉大学大学院園芸学研究科環境園芸学専攻修了 博士(農学) 大学の修士、博士課程では、「中国乾燥地におけるダイズの多収栽培技術開発」という研究課題のもと、新疆ウイグル自治区に赴き現地の研究者ともに栽培技術の確立を行った。自身の研究経験を活かし、2016年にアグリガレージ研究所を設立、2019年より農業や畜産業に限定されない分野横断的な研究を積極的に推進していくため農林水産研究センターを立ち上げ、研究・技術開発を推進する。

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