株式会社リバネス（本社：東京都新宿区、代表取締役CEO：丸幸弘）は、宮坂醸造株式会社（本社：東京都中野区、代表：宮坂勇一郎）とともに、全国各地の特色ある大豆を宇宙に打ち上げ、研究や教育、地域活性に活用する取り組み「宇宙大豆プロジェクト」を実施しています。この度、青森県の地大豆「宇宙毛豆」を使った「枝豆」が宇宙大豆管理委員会の審査を通り、第009号の宇宙大豆商品として認定されました。
五所川原農林高校がプロデュースする毛豆物語
この毛豆の物語は、つがる市のおばちゃんから「種」を分けてもらったことに始まります。
おばちゃんは現在の平川市（当時の平賀町）の農家から、車力村（現在のつがる市）の農家に嫁いでこられました。この時代の稲作技術では、厳しい自然に対応できずにたびたび冷害にみまわれ、お米がとれないことがありました。
お嫁に来たばかりのおばあちゃんは、おばあちゃんの言いつけを守り、もらった「毛豆の種」を田んぼの畦や空き地に播いて、大豆（乾燥させた豆）にし、お米がないときに石臼で煎って食べたということでした。今でも大切な種として受け継がれ、おばあちゃんから孫につたえる命の糸でした。
私達はこの種を、宇宙に打ち上げ、20粒から増やしていきました。今回は栽培のプロ野上健氏が有機無農薬で育てました。いよいよ宇宙にとどまらせた毛豆の枝豆を販売開始します。
この青森在来の枝豆には、鞘（さや）には茶色の剛毛が生えており濃厚な味がします。私達は、この毛が新鮮だと評価いたきたく、水洗いせず、収穫後すぐに冷蔵庫で保管し、Ｐ-プラスの袋に入れました。
都内4店舗での限定販売開始！
今回は、より多くの方に宇宙毛豆の枝豆を味わっていただくことを期待し、都内の福島屋4店舗で10月2日から11日まで販売します。同販売会では、五所川原農林高校生が来場し、「宇宙毛豆（商品名：青森県中泊町「野上健生産有機無農薬宇宙毛豆」）」の販売実習とPR活動を行います。またネットショップ「津軽スペシャルG会員ショップ」でも販売しています。この時期でしか味わえない宇宙毛豆の枝豆をぜひお楽しみください。
