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沼津工業高等専門学校 移植式

2012年6月6日沼津工業高等専門学校にて宇宙大豆「這豆」の
第2世代の移植イベントが行われました。

5月24日にポット播種し2週間ビニルハウスで育成した個体を
圃場に植え付けました。

這豆は静岡の地大豆ですが、農家の方も今は育てられている方が
いない希少な品種です。
そのため適切な栽培について不明な点が多いようです。

昨年度は、播種日を5月下旬と6月初旬の2パターンで育成したところ
地球、宇宙ともに5月下旬に播いたものが収量が高くなることが
わかったそうです。そこで今回も5月24日に播種を行いました。

発芽率は宇宙這豆が地球這豆より高いようです。

各個体は50cm以上離して植え付けを行っています。
名前の通り這うようにして育つため去年の調査は
大変であったようです。

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移植で使えなかった個体は、葉を採取しDNA抽出をおこなうそうです。
栽培比較以外にも研究が進んでいますね!結果が楽しみです。

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宮内 陽介/Yosuke Miyauchi 地域開発事業部/農林水産研究センター センター長 千葉大学大学院園芸学研究科環境園芸学専攻修了 博士(農学) 大学の修士、博士課程では、「中国乾燥地におけるダイズの多収栽培技術開発」という研究課題のもと、新疆ウイグル自治区に赴き現地の研究者ともに栽培技術の確立を行った。2012年リバネス入社。自身の研究経験を活かし、2016年にアグリガレージ研究所を設立、2019年より農業や畜産業に限定されない分野横断的な研究を積極的に推進していくため農林水産研究センターを立ち上げ、研究・技術開発を推進する。

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