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サイエンスキャッスル in TOKYOにて研究発表を行いました!

3月17日、サイエンスキャッスル in TOKYOにて宇宙リンゴプロジェクトの
研究発表が行われました。

発表は本プロジェクトを主導している青森県立弘前実業高等学校藤崎校舎の
りんご科の生徒が「宇宙リンゴの発芽に関する研究」というタイトルで行いました。

これまでの研究からリンゴは乾燥状態や時間の経過で発芽能力が
低下することがわかっていました。

宇宙リンゴの種子はフレッシュの種子より3割ほど軽く、乾燥が激しいこと
2009年に採種し3年ほどが経過していることから、発芽させることが
難しいとされてきました。

本研究では地球で乾燥状態かつ長期間保管された種子を使い
処理方法を試行錯誤した結果、種子を無菌状態で吸水させることで
ついに発芽させることに成功したそうです!

現在は、この研究をもとに宇宙の種子で発芽処理が試みられているそうです。

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発表では本プロジェクトを支援していただいている
株式会社LIXIL住宅研究所アイフルホーム様が駆けつけていただき
本研究への激励を込めて応援状の授与が行われました。

今年は宇宙リンゴ発芽の報告が聞けるといいですね!

 

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宮内 陽介/Yosuke Miyauchi 研究開発事業部/農林水産研究センター センター長 千葉大学大学院園芸学研究科環境園芸学専攻修了 博士(農学) 大学の修士、博士課程では、「中国乾燥地におけるダイズの多収栽培技術開発」という研究課題のもと、新疆ウイグル自治区に赴き現地の研究者ともに栽培技術の確立を行った。自身の研究経験を活かし、2016年にアグリガレージ研究所を設立、2019年より農業や畜産業に限定されない分野横断的な研究を積極的に推進していくため農林水産研究センターを立ち上げ、研究・技術開発を推進する。

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